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吸学のしるし

吸学中の、大学4年生です。キャンパスで学ぶことを休んで、本物の世界から学びを吸いこもうと津屋崎にやってきました。感じるままに、記していきます。

子守唄

さみしさを抜けかなしみが止み心地よいのはむねのふくらみ揺られるのはむねのこどうくろを怖がりしろを恐れ落ち着くのはりょうのてのひら落ち着くのはおくられることづてことづてはこぶぬくもりひとりではなくなることあるのはひとりだから知っていて分かっ…

わたしのそこでふるえる きみに。

なにを、隠しているの?なにを、見透かされないようにしているの?なにを、拒んでいるの?なにが、痛いの?痛むのは、どこ?痛みをもつ人は優しいひと痛みを和らげるためにとる行為がたとえ優しさからかけ離れていても痛みから自分を守るためにどれほど何か…

雨、

雨、手放すことが苦手なわたしさよならを知る 執着から愛へと渡る大切なことだけが残るいつまでもわたしというものの輪郭は小雨で霞み 霧がかかり揺れる朧げで ゆらゆらしながら真ん中に在るものを輝きを、抱きしめたいと願う 手放すことが苦手なわたしあり…

お茶と饅頭のハギレ

「お友達なの。」50歳以上離れているおばあちゃんが私のことを他人に紹介するときに言ってくれているらしい、この言葉。「もう昔から知り合いな気がするきに〜」田川から嫁いできたおばあちゃんが片手では数えられない回数紡いでくれる、この言葉。「4月から…

二年前の二月二十二日

ひとが永遠を追いかけるうちは自分の代わりを造って遺そうとするうちは小さな無責任も積み重なる差別も虚しいだけの戦争も繰り返される哀しい出来事全部なくならないと思ったもし、解決する方法があるとすればそれは対話だけなのではないかと今のハタチの私…

なんまんぶんのいち

なにかから溢れた、いや、溶けだした滲み出ているそれに気がつきうっとりしながら準備をする透明で深くもえる丸が震えながらうねる直線の向こうに現れるほとんどまだ隠れているのにわたしはそれを丸だと、いう力強い優しさはたまにわたしが作ったものに遮ら…

「GIVE & GIVE」

2017年のテーマ。何年前からかな、心の中にある言葉。ことあるごとに大切だと思い返しては他人と自分を比べやすく、「隣の芝よりうちの芝の方が青い」ことを心の奥底で求めてしまいがちな私はなかなか恒常性をもってそれができないでいた。できた一瞬とでき…

2017年

2017年、はじまりました。テレビがない津屋崎宅にて年末の実感がないまま31日を迎え、ようやく年の瀬を感じ始めた頃には気づけばさくっと年を越していました。「今日」が巡ってきました。あけましておめでとうございます。きのうは、津屋崎で仲良くさせても…

期待と想像

が、不安を生むあるいは呼び覚ますのだろうなぁ「いまの自分」以外を手に入れた瞬間不安も手に入れたのだろうなぁ

波大

波が大きいことを涙というのかもしれない大きな波がくるとき涙は零れるのかもしれない心の波その波は禍々しいときもあれば眩しく煌くときもある前者は飲み込まれると攫われて流されてしまう息苦しくなる自分を見失って誰かの手を引っ張り巻き添えにしてしま…

蜜の味

蜜の味がするとっても哀しい甘くてホッとするとっても苦しい泣くふりをして笑っている残念なふりをして喜んでいるとろ〜りとして見えるのにドロッとしている艶やかな黄金は光るのになかなか粘くて、動かない気づかないうちに捕まる泥濘のように這い上がろう…

「常」までわたし を持っていくことは月に着陸するほど難しい「常」のなかで在りたいわたしを在らせることは海の底に触れに行くほど難しいわかっているにも関わらずいや、わかっているからこそなのかあるいは、省みることを忘れてなのか「常」でない何かを見…

気が付く、ということ。

「 きっと、” 朝陽 ” がきれいだ 」今朝、家の廊下に揺れる花の影を見て胸が高なった。命は、こんなにも潤っていて瑞々しい。はっとする。夜を越えてあり続けていることはそれだけで涙を流していいほど尊く涙を流すまでもなく息をしているということでどんな…

本気であれば

本気であれば、行動するはずだ本当にやりたければ、やるはずだ行動しないということはそれだけ本気ではないということだやらないということは本当にやりたいと思っていないということだそんなことを 仰る「 先生 」を思い出した。 ーーーお腹がよじれるほど…

午後5時たち

何のきんぴらかなぁ...ふわっと香るごま油の匂い。きっと、どこかのお家の夕ご飯。おい、そっちいくぞ〜二つの鳥居をゴールに見立ててサッカー風なボール遊びをする男の子8にん。ララーララーラララーほっとするドアに手を掛けた瞬間優しく、そろそろ帰りな…

はじまりの夕陽と、おしまいの朝陽

狭間にのぞいた日常にあるそれをとるにたらないきりとるまでもないあしをとめるほどではないそうやって無意識の海に溺れて先送りと不健全な保身の灰履き違えた自己愛だからといって違えたという確証はなくただ、灰は煙たいままで煙たいから遠くに目をやる理…

雪やこんこ

昨日の夕方台所で洗い物をしていると目の前の半開きにされている窓からゆーきーやこんこあーられーやこんこ懐かしい歌が流れてきました。もう、そんな季節がやってくるのか〜ふってもふってもまだふり やまぬそんな冬は、来るのかな。津屋崎で感じる、最後の…

うつらないもの

きれいなものを見たとき美しいものと出逢ったとき感動する何かが現れたときいつから、写しておきたいと思うようになったのだろう。残しておきたくなったのだろう。目の裏に焼き付けるより先に心の奥に刻み込むより、前に吸い込みきってもいないうちから感じ…

昭和を描いた邦画の中に

身を置いているようだった。ぼくが目覚めるよりも早くから眠りについてからも暫くがさごそとひとの気配がある場所。彼女が濡らした手と頬を本当のところで、ぼくは知らない。赤く染まった手と頬を本当のところで、ぼくは知らない。ぼくを愛してくれていた彼…

わたしは矛と盾を持っています。

わたしは矛と盾を持っています。自分を護るために大切な人を護るために人間としてこの世界を生き抜くために必要な道具なのでしょう。「否定してはいけない」と否定している人を否定します。「断定してはいけない」とそのこと自体を断定します。「自分が正し…

怖いこと

記憶を辿ればどこまで行き着くだろうどこから始まるだろう私には、怖いことが幾つかある。嫌われること流されること壊されること忘れること対象は自分に限らず人間に限らず。発信者は他者に限らず社会に限らず。いま私は、忘れることと向き合っている。怖い…

なごり

涼やかな音がして振り返るとまだ、夏がいました。夏のなごりはひんやりとした風に乗って息をつく間に攫われていきそうだから無性に、捕まえておきたくなったのです。夏の名を、残しておきたくなったのです。惜しいとき次はすでに見えかけているもの、ですね。

聴こえない意味に、耳を

きのうテノ森で、ウクレレLIVEがありました。ハワイから来たジョーさんの歌声は喉を抜けて 空気を抜けて こちらの肩の力を抜きにきてくれるいつまでも揺られていたい優しい波のようでした。英語が分からないわたしは歌詞の意味など全く分からずにただ聴き浸…

氾濫と反乱

ここ数日、お腹の上あたりがムカムカ モヤモヤ する。目の前に存在する言葉をうまく、口に運べない。うまく、飲み込むことができない。ー言葉が、氾濫している。流行っている言葉は本来のそれが喪われつつあることをわたしに痛感させるけれどどうしてこうも…

バケットサンドイッチ日和

肌寒い。薄暗い。どんより。本日、くもり。バケットサンドイッチ日和じゃ〜ふわふわ食パンサンドイッチはピクニックに行きたくなるような晴れの日にかたーいバケットサンドイッチはこんな日にぴったりだと思う。...なんちって。こんなの、後付けなのでござい…

東京という地方

二兎が、目の前を走っている。

ここはどこだろう?晴れた日の草原のような、砂漠のような、どこまでも終わりがなく明るく、そこそこ暑い場所僕が認識できるのは、両足の裏に広がる面が限りなく無数のどこかへ続いているであろうということ木々も水辺も集落もなにもなくただひたすらに、続…

訳せない言葉

Timing / タイミング 最近、よく考える。あらゆる出逢いや結びつきの全ては”タイミング”であり必要な時に必要な何かに(相互的に)巡り逢うようにできているのかもしれない、と。小さくとも大きくとも苦くとも甘くとも悲しくとも嬉しくとも影とも光とも、陰と…

マダガスカルの鬼ごっこ

きょうの午後は、青い空と透明な海を背景にマダガスカル共和国に伝わる鬼ごっこ「クバーラ」で遊びました〜。♩身に纏った照れや恥を脱ぎ捨てて全力で身体を動かしたり馬鹿みたいに笑ったり阿呆みたいにとぼけたり汗まみれ泥まみれで何かをすることが意外と、…

雨あがり

2回目に瞼を開いたときあれだけ泣き続けていた空はぱたりと泣きやんでいた。とても嫌な夢を見ていた気がする。身体は重く頭は痛くなるような重低音が、響いていた。それはとても細くて疳高くもあった。 真夜中たぶんあれは山奥の神社から漂ってきた妖しい横…

嬉しかったこと、悲しかったこと

あっという間に9月が終わる最後の1日。きょうの、嬉しかったこと。そのいち津屋崎に住む中学生が泊まりに来てくれてたくさん話して一緒に寝て、ふたりで朝ごはんを食べられたことそのに予期せず巡りあった人生初の太宰府天満宮で私の今までのことに対する感…

深海に溺れて、息をする

笑うだろうか大地の上で息する彼らは笑うだろうか大気を纏って生きてる彼らは遥かに遥かに遥かに彼らが見ている世界よりも広く、深く、大きく在るはずなのに彼らはなぜ笑うのだろうか彼らはどれほどの世界を見ているのだろうか僕は深海に溺れて、息をするま…

歯磨き粉

いつもわたしは、着色料・防腐剤・合成界面活性剤 不使用の無添加せっけんをベースにして作られた歯磨き粉を使用しています。偶然、地元北九州のとある会社で工場見学をさせて頂いた際に説明を受け、商品を頂いたことがキッカケです。今夜はそれが手元になか…

緑色のアイツ

きょうは家の近くにある饂飩屋「こなみ」さんでゆずごしょうを作るワークショップがありました。はる屋のおばちゃんがおでんに添えるものとしてこだわって大分から取り寄せていた、ゆずごしょう。ぴりりと存在感があるのにお料理の美味しさを引き立ててくれ…

身体と時間が交差するとき

身体と時間が交差した交差していた交差、している記憶がとぶ1秒前夢に入る扉に片手をかけるとどこかに突き落とされるように胸が締め付けられたジェットコースターに乗る時のような大舞台でなにかを発表する時のような心の臓を大きな手で鷲掴みされ握り締めら…

本当のこと

ある日の昼下がり隣の隣の、そのまた隣の町で大きな事件がおきた。わたしたちの町にはなんの影響もなかったけど、とても大きな事件だったからパパもママもおじいちゃんもおばあちゃんも学校の先生も、習い事の先生も「許せない」って言った。なにが許せない…

おはぎと おもひで

理由もないのに寂しくなってふと、何も見えない宇宙を彷徨っているように果ての分からない草原に佇んでいるように大都会の中を当てもなく歩いているように「ひとりぽっち」が肩に冷たく吹き始める時期。”何処か”に、還りたくなる。足早に去ってゆく掴めない…

捨てられない女、選べない私

ーなかなか物を捨てられない。わたしの部屋には手紙や小さなメモの端くれ、落書きで埋められたレジュメがたくさん積もっている。小さい頃に買ってもらったアクセサリーついつい集めてしまうアンティーク雑貨眺めるだけで満足してしまう文房具に、写真集的な…

跳ね返ってきたボール

仮に、真理だと思っていることor限りなく真理に近いと思っていること=「正しいこと」だとして相手に「正しいこと」を伝える・知らせることが必ずしも「正しいこと」ではないような気がしている。相手の状態によってタイミングによって様々なことによってそ…

すきなもの・その①

①おいしいパン屋さんの食パンふんわふんわもっちもっち顔を埋めたくなる。切る時間さえ焦れったくて待てないまるっとかぶりついちゃう。焼くなんて、もったいない真っ白いそのままを頬張る。もう、なんだか、無心で。わたしの中の勝手な法則「食パンが美味し…

愛しい

実はきのう、朝から泣いた。悲しいことや苦しいことや辛いことや心配なことや嫌なことなんてこれっぽっちもなくてむしろ毎日毎日、しあわせで。ただ、きのうはのんびりとした朝食時間を終えたあと、ささいなキッカケで...何かに導かれるような勢いで、過去2…

心に残る1日

舞子さんを訪ねて、日吉に行ってきました。自然に近く意図を持たずひとがひとを操作しようとしないほぼ、素で存在する場所。そこで人は、素であることを許されたようです。漂うのはただの空気とただの時間だけ。日々頑張って作っている顔も肩に重くのしかか…

のんびり、朝

久しぶりに、日本家屋の縁側に設置されたなぜだかロリータ調のテーブルで朝ごはん。いや、朝ごぱん。?おばあちゃんが育てたブルーベリーのジャム模様が、かわいい。食べていると射し込んでくる朝陽やそよいでくる風がきもちよくってついつい食べる手が止ま…

爪がのびた。

爪がのびた。津屋崎に越してきて2ヶ月怠惰なわたしは、家に爪切りが無いと知っているのにまだ買っていない。面倒くさがりであるということが大きいけれど、「爪を切ることはそんなに頻繁ではないと思うから。」が、一応正式な理由である。爪がのびた。わたし…

熊野古道にて

目に見えることが多くなって目で見えることが広くなって見えないことは視えにくく、視なくなっている気がする。あの日この道を歩いた先人が想い感じ信じ畏れ対峙していたことはたぶん目には見えない。見えざることを視ていた先人とただひとつ共にできること…

こだま

目的地は同じ最終到着地は同じわたしは知らなかった...あとから発つほうが、2倍も早く目的地に着くということを!泣なんと〜だから前に並んでいたお洒落な女性はコレに乗らなかったのね。かしこい...いっぱい立ち止まっている間にどんどん後ろからいろいろな…

逃げずに向き合えるといいこと

他人を否定したくなる時他人を拒絶したくなる時他人を傷つけたくなる時他人を押さえ込みたくなる時他人を見下したくなる時他人をコントロールしたくなる時他人に暴力を振るいたくなる時弱い自分を隠して強がっている時傷つくのが怖くて自分を守ろうとしてい…

カレノメ

彼は、降ってくるそれを「あんめ」だと言った彼は、積もっていくそれを「うんみ」だと言った彼の透き通るような瞳は、捉えて離さない瑞々しく広がる目の前の景をただじっと、だまって、追いかける今日、藍の家では庭の剪定が行われていた。すっかり、木々の…

刻み込む

思い出した。忘れていたわけではない。再確認できた。大切に、手に取るように、足元を見るように。底の見えないお腹の中を。 いつもペコペコなお腹の中に溜まりこむのはマグマかヘドロか熱くて、禍々しくて無理にでも綺麗だと言うことはできないそこから目を…

カンボジア以来

数えてみたら、もう1年半前。カンボジアのゲストハウスで偶然出逢った旅人の女性が、津屋崎まではるばる足を運んでくれました。雪国生まれで肌が白くて目の大きい彼女は、とても大らかで気持ちよく笑う、愛らしい方。話しているだけで明るいエネルギーを沢山…