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吸学のしるし

吸学中の、大学4年生です。キャンパスで学ぶことを休んで、本物の世界から学びを吸いこもうと津屋崎にやってきました。感じるままに、記していきます。

陽だまり

陽だまりは
角を曲がってやってきた。
たぶん。


柔らかく、朗らかに微笑みながら
惜しみなくそそがれてゆく眼差しは
潔く、芯を持っているように感じる


わたしはわたしを
勘違いさせたくなくて
とても慎重だったけれど
どうも
巷で流行りの感情を
抱いているわけではなさそうだ。

何かのことを
「綺麗だ」と言っている自分に浸るような
押し付けを
するわけではなさそうだ。

陽だまりだって、
いつも綺麗で都合よく
闇を持たないわけじゃない。


いわゆる人脈や人との出逢いを
できるだけ多く持っていた者が勝ちだと
得られるときに得ないのは損だと
消極的なことは罪だと
時折そんな意味で使われていると感じてしまう
「つながり」に対して
素直になれない自分を
大切にしてきてよかったなぁとおもう。

思っていれば
願っていれば
私がその出逢いに相応しくなれば
訪れてくれるものだと
急がず信じてきてよかったなぁと思う。

真に、大切なことは
そんなことではないはずだから。


ここまで嬉しく
心綻ぶ贈り物を
きっと
何度も
いろんな所へ運んでいる
陽だまり親子は

角を曲がって、去っていった。


ほわんと残る
ハーブの香りと暖かさ、
ほんの少しの焦りを置いて。



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