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吸学のしるし

吸学中の、大学4年生です。キャンパスで学ぶことを休んで、本物の世界から学びを吸いこもうと津屋崎にやってきました。感じるままに、記していきます。

いきあう


ひかりが 揺れたら
かげも 揺れた


かげが 揺れたら
ひかりも 揺れた


揺らいで
霞んで
惑って
消えて


騙し合って
惹かれ合って
抱きしめあうよ


近くにあるのに
届かないもの

 

 

かげが 生まれて
ひかりが 生きて


ひかりが 瞬き
かげも 瞬く


しらない
わからない
恐れて
もがき


飛び込み合って
傾け合って
傷つけあうよ


届かないのは
近くにあるから

 

 

ひかりは かげを
かげは ひかりを
どこまでも
追いかけあって

樹海の奥
海原の先
火山灰で朽ちていく町
忘れ去られた記憶の中


どこまでも いつまでも
共にあって 鼓動している
共にあるから、鼓動している

 

 

晴れた日は
泣きたくても泣けないけれど
雨の日は、
なんだか素直に泣けるように


一人旅では
ひとりぽっち が
愛せるように


心から
美しいと、綺麗だと、
笑みが零れた

あの日のように

 

濡れて
輝き
乾いて
潤う



ひかりが 揺れる
かげが 揺れる

ひかりが 消える
かげが 消える


あいだにある

この存在を

世界と繋いでくれる

在ることを

認め、伝えてくれる


 だから


ひかりと かげで
生きあって